自賠責の被害者請求で接骨院の治療費が高すぎて慰謝料が減額されてしまった実例

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交通事故がおきて怪我をした場合、最初は救急車でも自分で通院するにしても病院に行くことがほとんどだと思います。または整形外科とかでしょうか。
しかししばらくすると接骨院や整骨院に通いたいという被害者も結構多いのではないでしょうか。接骨院や整骨院は厳密に言うと医者ではなく「柔道整復師」といいますよね。これがどこまで医療行為と言えるのか私には正直わかりません(笑)。でも痛みが軽減されるし、病院に比べ待ち時間も短く近所にも結構件数があるので気軽に通えるというメリットも被害者側にはあるのではないかと思います。

某日、Bさんは営業中に事故にあってしまいました。
Bさんは銀行の営業で外回りをしていて、ちょっとした路地のところで原付バイクと出合い頭に衝突しそのまま病院に担ぎ込まれてしまいました。
とつぜんのことで呆然としたBさんでしたが若いころラグビーで鍛えた体はまあ丈夫にできていて大きな怪我にはならず入院するほどではありませんでした。
でもさすがに痛みがないわけではありません。Bさんは同僚に聞いた交通事故の治療で評判の接骨院に通うことにしました。

実はこの事故の相手方の原付バイクには自賠責保険しか加入しておらず最初はどうなる事かと思いましたが治療費は加害者の親御さんが立て替えて下さるというので一安心。見舞いにも来てくれて確約してくれたので大丈夫だと思っておりました。その時までは…

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接骨院から相手方にいくらの請求がいったのかすらBさんは知らず、具合が良くなるまでこまめに通い続けました。違和感もなくなったので通院を終わりにすると接骨院の方に言い、また相手方にもその旨連絡を入れました。
保険会社ならここで示談の準備となるところでしょうけど、自賠責しかないので素人同士だからあまり多くは期待していなかったBさんでしたが、同僚から「慰謝料は出るはずだよ」と聞いていました。でも相手の親御さんに「治療費だけで精いっぱいなので申しわけないのですけれど慰謝料は被害者請求していただけませんか…」と懇願されてしまいました。
やむなく仕方ないなと思い相手方の加入する自賠責保険の扱い保険会社に連絡し書類を送ってもらい必要事項を記入して提出したところ「あれ?おかしいな??」という回答が後日帰ってきました。
とはいえ具体的にどうこうと書いた手紙ではなく、単純な「保険金支払いのご案内」のような手紙だったのですが。金額が妙に少ないような気がしたのでおかしいなと思い保険会社に問い合わせてみることにしました。

「お客様の被害者請求の書類は自算会(自賠責料率算定会)からの調査を経てこちらに戻ってきましたのでお支払いの手続きをとりました。その中で加害者から先んじて治療費の保険金請求があったので既にお支払いを行っており、その通院実績と治療費を確認して慰謝料を算出した次第です。」
Bさんはもう少し詳しく聞いてみました。そうするとこのような答えが担当者から返ってきました。
「お客様の通っていらしゃった接骨院ですが、加害者側からいただいた資料によるとかなり治療費はお高くなっていたようですね。……」
つまりは普通なら4200円×通院日数×最大2倍(通院期間の長さによる)が慰謝料の金額のはずだが、治療費があまりに高くそれを加害者が全額支払ったのち保険金請求したため自賠責で認定にならなかった治療費(法外だったということか)は治療費ではなく被害者への慰謝料としてしか認められなかったというのがどうやら真相らしい。

相手が払いますと言っても自賠責保険しかない時は治療費もほどほどの所を選ばないとこんな目に逢ってしまうという稀有な例とも言えるということですね…

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