個人賠償保険(特約) 借家人賠償責任保険(特約)

一番安い自動車保険がわかる!

個人賠償責任保険や借家人賠償責任保険は個別につけるケースもありますが、一般的には火災保険それも団地や賃貸マンション、アパートなどの家財の火災保険と一緒に特約としてつけるケースが多いのではないでしょうか。
最近は自動車保険の特約として付保されるケースも多いですよね。

どんなときに使えるのか、またどんな事故、実例があるのか考えていきましょう。

個人賠償責任保険(特約)は言葉で言えば「個人が誰かに対して賠償責任を負わなければいけない事故を起こした」時、その賠償をお手伝いする保険ですよね。

私が経験した例をあげると、たとえば散歩中に飼い犬が他人を噛んでしまった時にその人にけがを負わせてしまったケースやマンションの2階のベランダから鉢植えを落としてしまって下にとまっていた車を傷つけてしまった時などでしょうか。

それと一番多く処理した事例ですと賃貸マンションなどの漏水事故でしょうか。

賃貸だけでなく分譲マンションでも事故はありましたが、過去にあった事例の一つを紹介しましょう。

とある日に事故は起こりました。
2階に住むAさんは夜勤の前に部屋の掃除と洗濯をしていました。
でかければ丸1日帰ってこれないので今のうちにと。
そこで事故発生です。
洗濯機の裏を掃除していた際にホースの一部が引っ張られて止めているところが壊れてしまいました。そこから本来なら排水溝に流れる水の一部が脇に流れ出してしまい廊下を伝って階下にしみ出してしまいました。
階下の部屋では同じ洗濯機の周りと隣のトイレに水が出てきてしまい壁のクロスがふやけてしまいました。張り替えを余儀なくされましたね。
Aさんはこの事故で過失ありということで階下に与えた損害に対して賠償義務を負うことになりました。
個人賠償責任保険は特約として加入している家財道具の火災保険に付保されていたので保険会社からクロスの修繕費を保険金として支払ってもらいました。

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ここでポイントなのは「過失があったかないか」ということです。
この事故はホース部分を「破損」したのがAさんだったので個人賠償としましたが、これがホースではなくて排水管の劣化などだと個人賠償には当たらずAさんの保険では解決できません。
部屋を借りている人は建物の所有者ではありません。
建物の劣化や瑕疵が原因で階下などに損害を与えた場合は建物の所有者に賠償責任が発生します。
ですので建物のオーナーは別途賠償責任保険に加入していなければなりません。
特に配管部分は定義がいま一つあいまいで、あえて言えばマンションなどの建物全体であれば分譲マンションならそのみんなで使っている本管部分は共用であるので管理組合の保険で賠償金を支払うことができます。しかし枝分かれしている支管は建物の区分所有者のものであるため所有者独自の保険でないと賠償金は自分で支払わなければならないと言うわけです。

また個人賠償保険は自動車保険とは違い示談付き保険ではありません。示談書などの作成は基本的に自分で行わなければなりません。また相手方との交渉も自分でやらなければならないのです。
でも損害の範囲を決めたり金額が妥当かどうかについては一個人が判断できないこともたくさんあります。その時は加入保険会社に相談すると提携している鑑定業者を現地に派遣してくれます。鑑定業者にざっくばらんに聞いてみるのも一つの方法です。
最終的に相手方と合意を取り付けるのは自分自身ですのでそこの部分からは逃げないようにしてください。
保険に加入している経路も人それぞれですが、賠償事故を取り扱ったいる代理店に相談するのも解決への早道です。
自動車の事故とはまた少し違うので一人で抱え込まずに相談してみましょう。

借家人賠償責任保険はというと、まさに上の実例に関連してその賠償事故が同時に発生しました。

洗濯機の周りの床を水浸しにしてしまい床のクロスと板を一部交換しなければならないと言うことです。
借家人賠償責任保険は基本的に「部屋を借りている人がオーナーに対して法律上の賠償責任を負わなければならない事故を起こした時」に保険金が支払われるというものです。
ここでも本人の過失がなければならないと言うことですね。

水回りには思わぬ危険が発生します。
ご自分のところではこういう事故への備え大丈夫ですか?

今一度確認してみることをお勧めします。

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